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2011年11月10日

謎の天使突抜六丁目


下京区 袋小路廻ル 天使突抜六丁目


最初にこの写真を見たとき、思考回路がフル回転しました。
そして、コンピューターに例えるならばエラー表示の連発です。
しばらくの間、そのような状況に陥っていました。

なぜならば、
★通り名が小文字で町名が大文字なんて、記載ルールが土台から崩れ落ちる。
★袋小路廻ル? 昔はこういう表現があったのか? 調べなくては・・・
★ところで、いったいどこでいつ撮影されたんだ? しかも3枚も。
★下京區の文字が拙い。何か細工されているんじゃなかろうか。これ本当にホンモノ?
★一丁目から四丁目までは仁丹を確認したが、六丁目は知らない


とまぁ、何秒間ではありましたが、こんな感じで堂々巡りしていたのでありました。

しかし、商標をよくよく見たとき、この無限ループからようやく抜け出すことができました。
この商標、平成の復活バージョンと同じではありませんか。
と言うことは、どうやら模倣品。
でも、一体、誰が何の目的で・・・
冷静になって調べてみると、やはり天使突抜は四丁目までしかなく、六丁目などは存在していませんでした。


さて、種明かしです。

実は、間もなく封切りとなる『天使突抜六丁目』なる映画のためのものでした。
そして、それに協賛した森下仁丹株式会社が上映の映画館に設置するために造った表示板だったのです。
それにしても、非常にリアルではありませんか。

映画『天使突抜六丁目』は、『堀川中立売』に続く、シマフィルムの京都シリーズ第二弾ということで、京都出身の山田雅史監督の作品です。
天使突抜六丁目という地図にない町に迷い込んでしまった者たちの、哀しくも儚い現代の寓話
なのだそうで、天使突抜町の地名から着想を得たということです。

詳しくは、同映画の公式サイトをご覧ください。
          ↓
     http://tentsuki6.jp/index.html

なお、京都では来月12月より京都シネマで公開される予定です。
その際に、この問題の表示板が会場に掲出されるとのことです。
また、前売券購入の方にはこの『天使突抜六丁目』の特製仁丹町名表示板のシールがもらえるとのこと。

それにしても、映画の中で、本物の仁丹は登場するのでしょうか?

(写真は森下仁丹株式会社様からご提供いただきました。ありがとうございました。)







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