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2012年08月10日

学区別 確認・現存枚数(前編) 仁丹町名表示板

今回の統計は、各行政区における「元学区」単位での集計結果です。

京都市にお住まいの方でないと「学区」という概念がいささか分かり難いかと思います。
正確な表現ではないでしょうが、かつての小学校の通学範囲と考えてもらえればほぼ良いかなと思います。ただし、今は統廃合が進みましたので、そのまま当てはまるものではなく、”元学区”などと呼んでいますが、それでも行政や自治のうえで、今でも大いに利用されているエリア名なのです。

また、地名に例えれば、大字みたいなイメージとも言えるでしょう。
ご存じのとおり、京都の中心区は通り名の組み合わせで場所を表してから、そして町名を持ってくるのですが、この通り名の組み合わせの部分を、元学区に差し替えても良いようなものなのです。ちょっと乱暴な説明かな?

今回は、その元学区単位での、確認枚数と現存枚数をまとめてみました。
前編として、先ずは仁丹所在区の大御所である上京区、中京区、下京区をご紹介します。


学区別 確認・現存枚数(前編) 仁丹町名表示板

                                    
 ~2012.8.8現在 京都仁丹樂會調べ~

上京区の学区地図  ← 上京区のHPにおける学区地図にリンクしています


全区の中で確認数も現存数も最多の上京区では、いずれの学区も確認数は2桁を記録しました。
その中でも、最も多いのが出水学区の54枚です。次いで40枚台が室町学区と仁和学区、30枚台が翔鸞と聚洛、20枚台が成逸、小川、正親、滋野と続きます。残りは10枚台ではありますが、それでも他区と比較したら好成績です。

現存枚数ではあいにくすべての学区で2桁とはいきませんでしたが、最多はやはり出水学区の29枚であり、室町、仁和、翔鸞と20枚台が続きます。


学区別 確認・現存枚数(前編) 仁丹町名表示板
 ~2012.8.8現在 京都仁丹樂會調べ~

中京区の学区地図  ← 中京区のHPにおける学区地図にリンクしています


次に中京区です。
南北で言えば丸太町通りから四条通りにかけてのエリア、まさしく京都の繁華街の中心だけあって、確認数2桁は23学区中、わずか9学区でしかありません。それもいずれも10枚台です。
そのような中でも最多は柳池と銅駝の16枚でした。そして、現存枚数のトップは銅駝の13枚でした。
なお、教業では10枚確認していたのが、現在は1枚のみしか現存していません。
また、朱雀第七は確認数ゼロの状態が続いています。西院の東側一帯ですから、存在していても不思議ではないのですが。


学区別 確認・現存枚数(前編) 仁丹町名表示板

 ~2012.8.8現在 京都仁丹樂會調べ~


最後は下京区です。学区地図がHPに見当たらず、どのあたりか全く見当つかないかもしれませんね。
四条や京都駅界隈を抱えてはいますが、確認数の最大が植柳の53枚と最多の上京区出水学区の54枚と1枚の差です。40枚台はなく、30枚台が尚徳、稚松の2学区、20枚台が淳風、醒泉、光徳の3学区と大健闘です。
現存枚数最多はやはり植柳の33枚、次いで稚松の21枚となっています。




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Posted by 京都仁丹樂會 at 00:21│Comments(0)統計
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