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2014年07月06日

四枚ヶ辻 が 一枚ヶ辻に

東西南北にクロスする京都の通り。その交差点には最大8枚の仁丹町名表示板を設置する余地がありました。
交差点に接する四つのブロック(町)が全て異なる町名なら、その必然性1 0 0%といったところですが、通りを挟んで両側に町内をつくる両側町が基本の京都では、そこまでは望めず、広告をするという観点のみなら8枚を張ることはあり得たことでしょう。
ということで、否定する材料も肯定する材料も今のところ見つからない、あったかどうか分からない"幻の八枚ヶ辻"です。

でも、そのような"幻の八枚ヶ辻"を紡沸とさせるような四枚ヶ辻は存在しました。
すでに過去形の表現にしなくてはならないのが誠に残念なのですが・・・
下京区は東洞院通と下珠数屋町通との交差点です。



上の写真、いささか不自然な合成写真ですが、東洞院通を北から南を眺めたところです。
左右に横たわる通りが下珠数屋町通です。

そして、赤い丸印の箇所に、左に1枚、真ん中に究極の90度張りで2枚、そして右に1枚と合計4枚の仁丹町名表示板がありました。



右の橘町は、2年ほど前に家とともに消滅、跡地はコインパーキングとなりました。
そして、この度、究極の90度張りが家の解体で姿を消してしまいました。一挙に2枚もです。
残るは左側の飴屋町だけの"一枚ケ辻''となってしまったのです。誠に残念です。


↑ 2014年6月下旬の状況


しかし、ご安心ください。
実は、解体工事中に通りがかった当ブログの読者の方が、すぐに掛け合ってくださり、救出されたのでありました。
そして、真ん中の2枚は地元で大切に保管されているのです。

さらに右端のもう1枚の橘町についても、実は当会で保管させていただいています。
これは当会会員が解体寸前に救出したものですが、跡地がコインパーキングでは再設置しようがなく、とりあえず保管となった次第です。
まだこれからどのように展開するか分かりませんが、時を見て復活を働きかけたいと思っています。


~京都仁丹樂會 shimo-chan~



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この記事へのコメント
コインパーキングの支柱に取付けと言う訳にはいかないでしょうか?
もっとも、コインパーキングは建物を建てるまでの“つなぎ”である場合が多いのですが。それにしても、3枚とも救出されて良かったです。
Posted by よさみのみやけ at 2014年07月06日 13:13
そちらの救出パワーには本当に感激します。

結果ともあれ、

とにかく私は2枚を守る事に専念します。
Posted by 東福寺の酒 at 2014年07月07日 20:23
よさみのみやけさん、コメントありがとございます。

>コインパーキングの支柱に取付けと言う訳にはいかないでしょうか?

今回の場合、いささか苦しい状況だったので、永続性も考えてとりあえずは様子を見てと判断されました。


東福寺の酒さん、その節はお世話になりました。
木製と琺瑯各1枚はとにかく安心しています。
Posted by shimo-chan at 2014年07月07日 20:59
みなさま、お久しぶりです。

私自身、一通り仁丹探しが一段落し、久しぶりに探してみると、あれ?無くなってる・・・というところが何ヵ所かありましたので、まさかここもかと思いましたが、救出されていたということで、安心いたしました。
ひとまずは、埋蔵仁丹ということですが、いつか復活すること心待ちにしております。
Posted by まっちゃ at 2014年07月10日 16:37
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