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2014年10月04日

守られて現役! 福島町の仁丹

かつて烏丸五条の近くにこのような仁丹町名表示板がありました。



東洞院通と楊梅通とが交わる箇所に究極の直角設置の仁丹です。



楊梅通に面しては、
下京区 楊梅通東洞院西入 福島町

東洞院通に面しては、
下京区 東洞院通五條下ル二丁目 福島町

あれ? 後者は楊梅通を採用せず、五条通を使っていますね。よりポピュラーな五条通から“下がって二丁目”というわけです。
でも、今まで何気なく眺めているだけで気づきませんでしたが、ここは二丁目ではなく五条通から一丁目です。
五条通の建物疎開と関係しているのかと「京都市明細地図」で調べてみましたが、やはり一丁目で間違いないようです。となると、もしかしたら、元々もう少し南にあったのでしょうか?

※     ※     ※


さて、この直角設置の2枚の仁丹、そのお家が2008年に解体され、跡地がコインパーキングになりました。
でも、幸いにして町内の方々が仁丹を守ってくださり、いずれも隣の地へと移動しました。
この時点でこんな ↓ 感じになりました。


黄色い矢印の部分に移設されています。近づくと次のようになります。
付け直したことが分かる、銀色に輝く真新しいビスに感動です。



この経過は、『京都ずんずん2008年08月30日』の記事や、『京都新聞2010年5月26日掲載の取材ノート』に詳しく紹介されています。


※     ※     ※


ところが一難去ってまた一難。昨年の年末、再び危機が訪れました。
今度はこのコインパーキングにマンション建設工事が始まり、これらの仁丹がすっぽり隠れてしまったのです。

でも、ご安心ください。さすがに大切にされてきただけあって、またもや復活です。現役に返り咲きました。


黄色の矢印のところに移設されました。とは言っても、同じような場所なのでこの写真からは分かりにくいかと思います。近づくと、こんな ↓ 感じです。



嬉しいですね。感謝感謝。
今後、すべての町内で同様のことが起ることを祈りましょう。

~京都仁丹樂會 shimo-chan~



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この記事へのコメント
京都市明細地図と言えば、Google mapと合体させた
http://www.geo.lt.ritsumei.ac.jp/meisaizu/googlemaps.html
便利ですね。
Posted by 夏目ソージキ at 2014年10月06日 11:17
夏目ソージキさん、お久しぶりです。

そうなんです。
京都市明細地図とGoogle mapの合体バージョン、すこぶる便利です。

今回も一丁目か二丁目か?とそれで吟味していました。
やっぱり一丁目で間違いないですよね?
Posted by shimo-chan at 2014年10月06日 19:27
「東洞院通五條下ル二丁目 福島町」の看板は、東西の道が名無しの、明細地図の「砂糖」の角の方がふさわしいですね。
Posted by 夏目ソージキ at 2014年10月08日 11:48
>明細地図の「砂糖」の角の方がふさわしいですね。

そのとおりです。
仁丹は町界に設置されることが多いですが、そこがちょうど町界にあたりますからね。

もし設置場所が二丁目で正しいのであれば、電話局のすぐ南側の508番地の箇所から東側に入る路地が一丁目なのでしょうか?
Posted by shimo-chan at 2014年10月09日 21:51
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