京都仁丹物語 シリーズ第一弾終了

京都仁丹樂會

2015年08月08日 10:33

毎日新聞京都版で今年5月23日より始まった「京都仁丹物語」のシリーズ記事も、8月1日で第10回を迎えました。
ここでシリーズ第一弾は小休止、しばらくして第二弾が再開されるそうです。


そこで、今までのテーマをまとめてみました。

第1回 5/23(土)
表示板は「京都の文化財」 住所地にあってこそ

第2回 5/30(土)
年々減少「現役」に苦慮 愛好家「消滅」防ぐ努力

第3回 6/ 6(土)
上、中、下京に集中 分区の歴史を反映

第4回 6/13(土)
柵に守られ「VIP待遇」 設置場所に感じる愛着
 
第5回 6/20(土)
書き手に拍手 最多20字 「大胆な字 大阪職人か」

第6回 6/27(土)
「全国津々浦々」裏付けに風穴「東京市周辺9万440枚設置」資料

第7回 7/11(土)
京都市内大量かつ繊細 リヤカーで巡り、その場で手書き?

第8回 7/18(土)
戦争奇跡的に生き抜く 琺瑯は金属類回収対象外

第9回 7/25(土)
西陣空襲 爆弾の破片  表示板も戦災の目撃者

第10回 8/1(土)
「強い仁丹」空襲で大打撃 焼け跡バラックから再開


第10回で登場した仁丹町名表示板は、株式会社森下仁丹の本社前に設置されている次の表示板です。



創立120周年の記念事業のひとつとして実施された琺瑯製町名表示板復活プロジェクトで京都のものと一緒に制作され、設置されたものです。
長い住所表示に対応した京都バージョンの板ですが、大阪市の住居表示を記すことで京都並みの美しいバランスに仕上がっています。

毎日新聞「京都仁丹物語」シリーズ、第2弾が楽しみです。

~京都仁丹樂會~

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