何人いるの? 仁丹町名表示板

京都仁丹樂會

2012年12月15日 17:18



以前から気になっていることなのですが、商標の仁丹のおじさんっていったい何人いるのでしょうね?
まるで何人かの人が、同じコスチュームで登場しているかのように見えるのです。

注目ポイントを上の写真で示してみました。
切れ長の目の人がいたと思ったら、小さな目の人、耳、帽子、襟元の勲章など、微妙な差があるのです。

このあたりを念頭に置いて次の写真を見比べてください。
まるで間違い探しのクイズのようですが。







いかがでしょう?
微妙な差、お分かりいただけたでしょうか?
そして、コスチュームの中は、似ているけど違う人って感じがしないでしょうか?

「仁丹」なる文字にも同じようなことが言えます。微妙に違いがあるのです。



以上、適当に、ランダムにピックアップしただけであり、一体何種類あるのかは分かりません。

そして、それらを調べたところで、何か得られるものがあるのかどうかも分かりません。
分布に特徴があれば、もしかしたら、設置時期のグループであるとか、順序であるとかを知る何等かの手掛かりになる可能性はあるかもしれませんが、しかし、その分類作業はかなり気の遠くなるような話です。

ところで、以上の写真はいずれもヨンヨンイチ(昭和4年4月1日)までに設置されたであろう仁丹ですが、ロクヨンイチ(昭和6年4月1日)以降に設置されたであろう右京区のものは次のような商標です。



人相、肩の勲章の横幅、仁丹のロゴなど明らかに違っており、近代的になっています。



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