仁丹も町家のアイテム ~復活した仁丹町名表示板~

京都仁丹樂會

2013年06月26日 23:30



消滅情報という暗いニュースが続いていますが、今回は正反対の明るいニュースです。
リフォーム工事で姿を消していた「室町夷川」の2枚の仁丹町名表示板が、工事が終わり再び元の位置に掲げられました。

先ず、以前の様子はこんな感じでした。





改造が積み重ねられたと思われる町家に、

上京區夷川通室町西入鏡屋町
上京區室町通夷川上ル鏡屋町

の2枚の仁丹が“究極の90度”という位置関係で厳格に取り付けられていました。
さらに、オマケにそれらの下に中京区表示のライオンズクラブのものも加わり、1本の柱に3枚も取り付けられた格好になっていました。

ところが、昨年の11月、リフォーム工事が始まり2枚の仁丹が姿を消しているのを当会の滋ちゃんが発見しました。
そして、すぐさまお尋ねしたところ、工事を請け負っておられる工務店さんが保管中で、完成後には再び設置するとおっしゃっていたそうです。

そして、この3月、町家も仁丹も見事に復活!を果たしていました。
見てください、この惚れ惚れするほどに美しく生まれ変わった町家を。



格子窓、いぶし銀が眩い一文字瓦、塗り壁の真壁と板の外壁、鍾馗さん、まんまるい外灯、欄干、少しむくりの付いた大屋根、そして2枚の仁丹。

仁丹を再び掲げてくださったのは、その価値をご理解いただいてのことでしょうが、今回のケースは町家のアイテムとしても認められたような気がしました。

このような粋な取り計らいをしてくださったのは、上京区にある田原工務店さんでした。
今まで多くの町家を再生しておられ、HP(http://daikudesu.com/index.htm)にその数々が紹介されています。
「あぁ、あそこもだったのか」と思いながら見てしまいました。

今回の鏡屋町の町家もそんな一例として、before after風に紹介されています。
                    ↓
http://daikudesu.com/kagamiya.html

このような動き、これからどんどん広がって行くことを願っています。

~京都仁丹樂會 滋ちゃん・shimo-chan~



関連記事