浅草へ出張! 5枚の埋蔵仁丹

京都仁丹樂會

2013年11月28日 23:10

今回は京都仁丹樂會“関東支部”よりお届けします。

さる11月19日、東京は浅草にて、『創業120周年記念仁丹歴史博物館in浅草寺』が開かれました。これは“関東支部”の出番とばかりに見学してきました。浅草寺の山門脇のかなり目立つ場所だったので、多くの方々が懐かしそうにご覧になっていました。





次のようなコーナーに分けて、仁丹ゆかりの品々が展示されていました。

1.仁丹資料館(全国の方々から寄せられた仁丹にまつわる思い出の品)
2.仁丹塔模型
3.仁丹の過去のノベルティ・仁丹ケース展示
4.新聞広告(製品広告、金言広告、東京支店関連)





会場は仁丹の品々を懐かしむ方が中心でしたが、壇密さんの立て看板や梅仁丹の試供品の配布もあって、幅広い世代の方が足を止めて見ていました。




1.の仁丹資料館のコーナーでは、私たちがテーマとしている京都の町名表示板が展示されていました。それが、前回の記事で紹介されました5枚の埋蔵仁丹なのでありました。
京都から森下仁丹本社の仁丹歴史資料館を経由して、東京浅草までやってきたという訳です。
まさかの展開ですね。



東京では見かけることの無い手書きの町名表示板、しかも京都独特の長い住所表示をみなさん珍しそうに見ておられたのが印象的でした。仁丹町名表示板の魅力を再確認できました。

最後に、社史によればかつて東京にも仁丹町名表示板があったことになっていますが、残念ながら新たな情報は得られませんでした。引き続き東京の仁丹町名表示板について調査を継続していきたいと思っています。

なお、今回のイベントについては森下仁丹の公式Facebookでも紹介されていますのでご覧ください。

京都仁丹樂會関東支部 grv1182

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