2011年05月01日
京都まち歩きマップ・仁丹バージョン発刊
京都市が作っている「京都まち歩きマップ」に”仁丹を探してまち歩き”バージョンが、
今年2月に登場した。
”歩いて楽しいまち京都”を謳ったマップということで、
本で言うところの裏表紙に、森下仁丹株式会社が広告を入れたのだ。
といっても、商品拡販の広告ではなく、今回の復活仁丹町名表示板のプロジェクトのPRを兼ねている。
歩いて楽しい京都のまち。
仁丹町名表示板を探しながら、上ル下ル東入西入・・・・
寺社仏閣・名所旧跡ばかりの、よそ行きの京都でなくて、
思いっきり普段着の京都を覗いてみよう、というコンセプトなのだ。
ただし、このマップに仁丹町名表示板の設置場所が書いてあるわけではない。
あくまでも、仁丹町名表示板に出会うための”探すポイント”が書いてある。
そのコツを、私たち京都仁丹樂會で伝授させていただいたのだ。
是非、京都のディープな歩き方を、ゆっくりと楽しんで欲しい。
因みに、まだ残部があるかは不明だが、このマップの入手場所は、京都の各観光案内所など。
今年2月に登場した。
”歩いて楽しいまち京都”を謳ったマップということで、
本で言うところの裏表紙に、森下仁丹株式会社が広告を入れたのだ。
といっても、商品拡販の広告ではなく、今回の復活仁丹町名表示板のプロジェクトのPRを兼ねている。
歩いて楽しい京都のまち。
仁丹町名表示板を探しながら、上ル下ル東入西入・・・・
寺社仏閣・名所旧跡ばかりの、よそ行きの京都でなくて、
思いっきり普段着の京都を覗いてみよう、というコンセプトなのだ。
ただし、このマップに仁丹町名表示板の設置場所が書いてあるわけではない。
あくまでも、仁丹町名表示板に出会うための”探すポイント”が書いてある。
そのコツを、私たち京都仁丹樂會で伝授させていただいたのだ。
是非、京都のディープな歩き方を、ゆっくりと楽しんで欲しい。
因みに、まだ残部があるかは不明だが、このマップの入手場所は、京都の各観光案内所など。
Posted by 京都仁丹樂會 at 06:39│Comments(5)
│トピックニュース
この記事へのコメント
仁丹バージョンのものではありませんが、同じもので仁丹マップを作っています。京都市のほぼ全てが掲載されているので大変重宝しています。
ただ、道が全て掲載されている訳ではないので正確な位置ではありませんが。
マップを作っているときに気づいたことなのですが、マークが上にある看板が固まって設置されています。例えば、中京区の場合では二条通周辺に集中しています。これは、設置された時期と何か関係があるのでしょうか?
ただ、道が全て掲載されている訳ではないので正確な位置ではありませんが。
マップを作っているときに気づいたことなのですが、マークが上にある看板が固まって設置されています。例えば、中京区の場合では二条通周辺に集中しています。これは、設置された時期と何か関係があるのでしょうか?
Posted by まっちゃ at 2012年11月13日 22:25
>設置された時期と何か関係があるのでしょうか?
商標の上と下、永遠のテーマのひとつです。
商標の上と下、永遠のテーマのひとつです。
Posted by 京都仁丹樂會 at 2012年11月15日 21:11
水谷憲司さんの著書「京都・もう一つの町名史」を読み始めましたところ、9ページ最後の方に「孫橋通り」という名前が出てきたのでストリートビューを広げました。孫橋通東大路東入ル 角の家の孫橋通り側に京都市広報板があり、その上の壁に文字の書かれた看板を発見しました。「南前町」と書かれていて、南と前の間に小さく「門」と書き加えられています。その上の方も下の方もないのですが、もしかしたら仁丹の表示板の一部だけ残っているものかもしれません。
Posted by 三浦 元(みうらはじめ)鎌倉市在住 at 2024年07月08日 18:20
三浦さん、貴重な情報ありがとうございます!
なるほど、確かに、その場所には何やら奇妙なものが写っていますね。
樋の陰に隠れているので、アングル限定ですが。
町名の上に、赤い罫線が見えますが、これは仁丹でお馴染みの装飾罫線ではありません。しかし、その上の行政区名らしきものは左から「●京区」と書いてあるように見えます。左の一文字がストリートビューでは判読できませんが、ここが「上」か「左」かが注目ですね。。
もし、上京区とでも書いてあれば昭和4年以前のものとなります。
これはぜひとも確かめに行かねば。
埋もれかけている「レート白粉」の琺瑯看板は気づいていましたが、この町名の方は今まで話題になったことがないので、当会の会員もみんな気付いていないと思います。
でも、面白いことに気付きました。2020年12月のストリートビューからこの町名表示板が見えるようになります。それまでは外壁の板しか見えません。つまり町名表示板の上から板が貼られていたのが、今は取れて姿を現したようです。こんなこともあるのですね。そこまで考えると、外壁の裏から「仁丹」が出てくることもあるかも。
それにしても、鎌倉からストリートビューで発見なさるとは恐れ入りました。
近日中に確認してきます。
なるほど、確かに、その場所には何やら奇妙なものが写っていますね。
樋の陰に隠れているので、アングル限定ですが。
町名の上に、赤い罫線が見えますが、これは仁丹でお馴染みの装飾罫線ではありません。しかし、その上の行政区名らしきものは左から「●京区」と書いてあるように見えます。左の一文字がストリートビューでは判読できませんが、ここが「上」か「左」かが注目ですね。。
もし、上京区とでも書いてあれば昭和4年以前のものとなります。
これはぜひとも確かめに行かねば。
埋もれかけている「レート白粉」の琺瑯看板は気づいていましたが、この町名の方は今まで話題になったことがないので、当会の会員もみんな気付いていないと思います。
でも、面白いことに気付きました。2020年12月のストリートビューからこの町名表示板が見えるようになります。それまでは外壁の板しか見えません。つまり町名表示板の上から板が貼られていたのが、今は取れて姿を現したようです。こんなこともあるのですね。そこまで考えると、外壁の裏から「仁丹」が出てくることもあるかも。
それにしても、鎌倉からストリートビューで発見なさるとは恐れ入りました。
近日中に確認してきます。
Posted by shimo-chan at 2024年07月08日 19:33
昨日、ご指摘の「南前町」の町名表示板を見てきました。
事前にストリートビューでたっぷり見ていきましたが、やはり、至近距離で見ると情報量が断然違ってくるものですね。
残念ながら琺瑯看板ではなくて、材質は薄い木の板で、側面から見るとS字状に湾曲していました。その木の板に白色のペンキを塗って白地にして、その上に黒色で町名や罫線、そして行政区名が書かれていました。
注目の行政区名ですが、一番左の判読できなかった文字は「左」、つまり「左京区」でした。
また、「南前町」の南と前の間には左右両方から文字が挿入されており、右側からは正字の「門」が、左側からは略字の「門」の字がご丁寧に挿入されていました。
広告部分はどうやらなさそうです。
でも、このエリアは”通り名+町名”が公式な住所なのに、町名だけを書いていたようですね。仁丹の町名表示板ではありませんでしたが、非常に興味深いものです。三浦さん、情報のご提供ありがとうございました。
それにしても、軒下の看板やテントの裏、自販機の裏などにも仁丹町名表示板が隠れているかもしれないと常日頃気に掛けていますが、壁の中にもあるかもとなりますね。
事前にストリートビューでたっぷり見ていきましたが、やはり、至近距離で見ると情報量が断然違ってくるものですね。
残念ながら琺瑯看板ではなくて、材質は薄い木の板で、側面から見るとS字状に湾曲していました。その木の板に白色のペンキを塗って白地にして、その上に黒色で町名や罫線、そして行政区名が書かれていました。
注目の行政区名ですが、一番左の判読できなかった文字は「左」、つまり「左京区」でした。
また、「南前町」の南と前の間には左右両方から文字が挿入されており、右側からは正字の「門」が、左側からは略字の「門」の字がご丁寧に挿入されていました。
広告部分はどうやらなさそうです。
でも、このエリアは”通り名+町名”が公式な住所なのに、町名だけを書いていたようですね。仁丹の町名表示板ではありませんでしたが、非常に興味深いものです。三浦さん、情報のご提供ありがとうございました。
それにしても、軒下の看板やテントの裏、自販機の裏などにも仁丹町名表示板が隠れているかもしれないと常日頃気に掛けていますが、壁の中にもあるかもとなりますね。
Posted by shimo-chan at 2024年07月10日 08:59