2013年12月24日
花開院町の仁丹 盗難!
今年も残すところ1週間。慌ただしくなってきました。
最後は明るいニュースで締めくくりたいところですが、残念なお知らせです。
上京区は西陣学区の「花開院町」の仁丹町名表示板が盗難に遭いました。

ご覧のとおり、仁丹のあった場所にはくっきりと跡が残っています。
痛々しい光景です。
2週間ほど前のことでした。ある仁丹ファンの方から姿を消しているという知らせを受け、現地へ行ってみたところこのような状態になっていました。
町内の方々も「まさか」と驚くとともに、悔しがっておられました。
聞けば、以前から「売ってくれ」と回っていた人もいたとか。

90年近くも綿々と町内で引き継がれてきた”町内の看板”です。
風景の中にも溶け込んでいました。
町内のものであり、京都市の文化財でもあります。
それを奪い去る権利は誰にもありません。
決して状態の良い表示板ではありませんでしたが、元通りに戻されることを祈ります。
最後は明るいニュースで締めくくりたいところですが、残念なお知らせです。
上京区は西陣学区の「花開院町」の仁丹町名表示板が盗難に遭いました。

ご覧のとおり、仁丹のあった場所にはくっきりと跡が残っています。
痛々しい光景です。
2週間ほど前のことでした。ある仁丹ファンの方から姿を消しているという知らせを受け、現地へ行ってみたところこのような状態になっていました。
町内の方々も「まさか」と驚くとともに、悔しがっておられました。
聞けば、以前から「売ってくれ」と回っていた人もいたとか。

90年近くも綿々と町内で引き継がれてきた”町内の看板”です。
風景の中にも溶け込んでいました。
町内のものであり、京都市の文化財でもあります。
それを奪い去る権利は誰にもありません。
決して状態の良い表示板ではありませんでしたが、元通りに戻されることを祈ります。
京都仁丹樂會 POOH & shimo-chan
Posted by 京都仁丹樂會 at 21:59│Comments(7)
│トピックニュース
この記事へのコメント
聖護院山王町の下の方の仁丹町名板が無くなっています
Posted by 仁仁 at 2014年01月14日 21:23
仁仁さん、いらっしゃいませ。
聖護院山王町、昨年10月にはすでになくなっていたようです。
また、次の3点も消滅していることが当会会員より報告されています。
姉小路通 柳馬西入 木之下町
押小路通 麩屋町東入 橘町
竹屋町通 高倉 西入 堀之内町
表示板だけがなくなっているケースや家の解体に伴うものもあります。
いずれにしても減少の一途を辿っています。
これからもまた情報をお寄せください。
聖護院山王町、昨年10月にはすでになくなっていたようです。
また、次の3点も消滅していることが当会会員より報告されています。
姉小路通 柳馬西入 木之下町
押小路通 麩屋町東入 橘町
竹屋町通 高倉 西入 堀之内町
表示板だけがなくなっているケースや家の解体に伴うものもあります。
いずれにしても減少の一途を辿っています。
これからもまた情報をお寄せください。
Posted by shimo-chan at 2014年01月16日 07:16
なんで盗みますかねぇ、こういった物は他の看板とは違い
外された時点で価値を失うと思いますけど
盗んだ人はこの看板の“本当の”価値を知らない人なんでしょう。
京都は行く度に昔ながらの街並みが消えて行ってますね
古い物を大事にする町なのに、どうしてなんでしょう
維持して行くのがが難しいのはわかりますが・・・・
外された時点で価値を失うと思いますけど
盗んだ人はこの看板の“本当の”価値を知らない人なんでしょう。
京都は行く度に昔ながらの街並みが消えて行ってますね
古い物を大事にする町なのに、どうしてなんでしょう
維持して行くのがが難しいのはわかりますが・・・・
Posted by よさみのみやけ at 2014年05月30日 19:01
よさみのみやけさん、コメントありがとうございます。
>なんで盗みますかねぇ、こういった物は他の看板とは違い
>外された時点で価値を失うと思いますけど
そこのところ、分かっている人と分かっていない人との決定的な違いなのです。
レトロな看板だけが好きな人。
そこにずっと残されてきたという歴史的・人的な背景も含めて丸ごと好きな人。
好きであることは同じですが、根本的に理解が違っているからできることなのでしょう。
実は、この花開院町の仁丹、早くもとある古物商の店頭にあることがこのほど分かりました。
もちろん、盗品だったとはご存知でなかったようですが、そこには最近消えた貴重な五番町なども含めて数枚の仁丹があるようです。
京都景観賞でも認められた仁丹町名表示板は市民のもの、町内のものです。
盗むのは言語道断ですが、レトロな商品として流通させるものでもないということを、ぜひともご理解いただきたいものです。
>なんで盗みますかねぇ、こういった物は他の看板とは違い
>外された時点で価値を失うと思いますけど
そこのところ、分かっている人と分かっていない人との決定的な違いなのです。
レトロな看板だけが好きな人。
そこにずっと残されてきたという歴史的・人的な背景も含めて丸ごと好きな人。
好きであることは同じですが、根本的に理解が違っているからできることなのでしょう。
実は、この花開院町の仁丹、早くもとある古物商の店頭にあることがこのほど分かりました。
もちろん、盗品だったとはご存知でなかったようですが、そこには最近消えた貴重な五番町なども含めて数枚の仁丹があるようです。
京都景観賞でも認められた仁丹町名表示板は市民のもの、町内のものです。
盗むのは言語道断ですが、レトロな商品として流通させるものでもないということを、ぜひともご理解いただきたいものです。
Posted by shimo-chan at 2014年06月01日 09:57
じつは、先日デナ桜様と、「無くなるのは寂しいね」とぼやいたばかりで、
持ち家を解体するときに外して持っていかれる方も多いと聞きました。
別の建物に移植するとか、何とかその場に残す手立ては無いものでしょうかねぇ?仁丹町名板のある風景、歴史を感じられていいものですがねぇ。
流通といえばヤフオクにもたまに出てますね、盗品なのか持ち主が出したのかは分かりませんけど。
持ち家を解体するときに外して持っていかれる方も多いと聞きました。
別の建物に移植するとか、何とかその場に残す手立ては無いものでしょうかねぇ?仁丹町名板のある風景、歴史を感じられていいものですがねぇ。
流通といえばヤフオクにもたまに出てますね、盗品なのか持ち主が出したのかは分かりませんけど。
Posted by よさみのみやけ at 2014年06月01日 12:02
よさみのみやけさま
コメントありがとうございます。これからも、ちょくちょく覗きに来て下さいね。
これからも、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。これからも、ちょくちょく覗きに来て下さいね。
これからも、よろしくお願いします。
Posted by デナ櫻 at 2014年06月01日 18:41
西ノ京円町の仁丹看板が消滅していると思います。
ヤフオクに出品されているのを確認しました。
ヤフオクに出品されているのを確認しました。
Posted by よさみのみやけ at 2014年06月22日 22:56