2011年08月03日
仁丹町名表示板 表記方法の分類

京都において、仁丹町名表示板が多く残るのは中心区です。
かつての市電外周線の内側といったところで、ご存知のとおり、通り名を組み合わせて座標で場所を指し示すエリアです。
他都市ならば多くて数文字で済む住所表示が、このエリアでは軽く15文字前後、中には20字に達するような組み合わせもあります。
だからこそ、京都の仁丹町名表示板の大きさは特別扱いで縦がおよそ91cmにも及ぶわけです。
一方、周辺区では他都市と変わらない住所表示ですが、表示板は統一されていて同じ大きさのものが使われています。
さて、これら様々な住所表示をおよそ縦91cm×横15cmのキャンバスにいかに納めているのでしょうか?
基礎講座第3章では、その表記方法に関する考察をしていきます。
ざっと次の5種類に分類することができます。
1.標準仕様(上型・下型)
2.町名だけ仕様
3.通り名併記仕様
4.復活仕様
5.木製仕様
6.伏見仕様

それぞれの詳しい解説を順次続けさせていただきます。
Posted by 京都仁丹樂會 at 21:48│Comments(0)
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