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2012年04月09日

琺瑯の下から木製出現!




琺瑯の下から木製が!


先日、大発見がありました。それも二重の大発見です。
それは自治会名入りの琺瑯仁丹が多数設置されていることで有名な、北区は柏野エリアでの出来事でした。

問題はこの表示板です。



御存じの方もおられるかと思います。当て木ごと針金で吊り下げられていました。
ちょうどここで、上京区の柏清盛町から北区の紫野上柏野町に変わります。

しかし、この表示板の掲げられていたお家が解体され、駐車場になってしまいました。
そして、仁丹も同時に姿を消してしまい、また1枚消滅したかと私たちは思っていたのです。

ところがどっこい、危機一髪、救出されていたのでありました。

ちょうど解体工事が始まった時、通りかかりの町内の方が、大切なものだからと保護、さらに町内でも仁丹好き!?で知られた方のところへ持ち込まれたのです。

その方は、町内のモノだからと再び掲示するため、準備にとりかかったところ、先ずは当て木をはずして、びっくり!
なんとその当て木は、『木製仁丹』だったのです。

これがその写真です。



琺瑯の下から木製の出現、これだけでも十分センセーショナルですが、実はそれ以外にも驚きがありました。

表示が 「上京區 紫野 上柏野町」 なのです。

今まで木製には行政区名が一切ありませんでしたが、これにはあるのです。
「基礎講座 三.表記方法 木製仕様」において” 住所の表示方法については、行政区名がないのが一番の特徴です。”と説明しましたが、訂正を余儀なくされました。
それにしても仁丹は奥深い!

このエリアは元々は愛宕(おたぎ)郡大宮村でしたが、大正7年4月1日に京都市上京区に編入されました。したがって、それ以降の作成および設置であることが分かります。

*    *    *


その後、この木製仁丹は大切に保管され、琺瑯仁丹は町内の適切な場所に”復活”しました。

冒頭で二重の大発見と申し上げましたが、木製仁丹の出現、それが行政区名あり、さらに琺瑯仁丹復活とニュース性では三重となりました。

ちなみに、このような木製仁丹の上に琺瑯仁丹が重ね張りされていると見込まれるケースは他にもありそうです。



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